□title list□
 ※水色部分にカーソルを合わせると
 メニューが出ます

ただいま開発中 R-18


高校生で同級生で、幼馴染で隣同士の家に住んでいるセイ×スオウ。

午後10時。
今夜もセイは、あまり表情を変えないまま、服を脱いだ俺の身体に、赤いロープを巻いていく。
後ろ手に、かなり高い位置で手首を固定されると、背筋をぴんと伸ばした状態になって、長時間その体勢を維持するのは正直つらい。

それをセイに訴えたところで、ますますきつく縛られるだけだから黙ってるけど。

「なぁ、セイ。…今日は、なに、使うんだ?」
「そこに置いてあるだろう?クリップ」
わかってた。

これみよがしに、テーブルの上に置いてある木製のクリップ。
多分、挟む部分は真っ平らに見えるから、多分だけど、洗濯バサミよりは痛くないと思う。

挟む部分が凸凹しているからって、たった1分で許してもらえたけれど、先週の洗濯バサミは痛かった。
痛くて痛くてボロボロ泣いてるっていうのに俺の股間はギンギンに反応してて、ちょっとセイに触られただけで達してしまった。

「なぁ、セイ。…俺、先週のが治ってなくてまだ痛くて」
「その割には随分、期待されているようだが?まだ触ってもいないのにな」
セイの視線が、ツンと上を向いて固くなった俺の乳首に注がれている。そりゃお前、好きな奴に裸見られて縛られてんだぞ?反応くらいすんだろ!って言ってやりたいけれど、悔しいから言わない。

なんだか、俺ばっかりがセイのことを好きみたいじゃん。
そんなことないって、ちゃんとわかってるんだけど。

「だけどセイ、今日はあんまり激しくされると…」
「スオウ」
名前を呼んで言葉を遮るセイの、明らかに不機嫌な声に、スオウはビクッと身体を震わせた。

「そもそも、乳首でもっと感じられるようになりたいと言ったのは誰だ?縛られてみたいとか、噛まれてみたいとか、最初に誰が言ったんだ?」
「お、俺です、スイマセン」
まさか、冗談っぽく言ってみたそれを、全部完璧に実行されるとは思ってなかったわけだけど。

「わかっているならいい。とりあえず今日は3分だ。出すなよ?」
言いながら、テーブルの上にあったクリップで容赦なくセイはスオウの乳首を挟んだ。

「っぐ、……い、いい、いたい…っ」
歯を食いしばって耐える。が、痛いものは痛い。そもそも、なにもしなくてもじんじん痛いほど、最近は毎日のように集中攻撃で責められている。それなのに。

痛みに反応して勃ちあがった俺の中心を、セイが深く、口に含む。
そんなに奥までくわえたら苦しいだろっていうくらいまで口に含んで、舌を使って舐めあげるものだから、俺は一気に快楽の頂点めがけて上り詰めてしまう。
もう、乳首の痛みなんて感じない。あるのは強烈な快感だけ。

「あっ、んあっ、セイ、だめだ、出る、出ちゃう!」
「だめだって言っただろ?まだ1分しか経ってないぞ?」
ぎゅうっと根本を抑えて見上げたセイがスマホの画面を見せてくる。きっちりストップウォッチで測ってるっていうのが、まさにこいつの性格らしい。

「だ、だって、セイ…」
「あと少しじゃないか」
言いながら、舌で裏筋をぐいぐい刺激してくるセイを見下ろしながら俺は泣いた。

痛いのはもうあんまり感じなかったけれど、気持ちいいのにいかせてもらえないし、締め付けられて苦しいし、そもそもこんな風に調教してくれるセイが好きすぎておかしくなりそうだし。

やっと3分が終わって、休憩を挟んでもう一回3分同じことをされて。
さすがに立っていられなくなって膝から崩れ落ちた俺をセイはそのままベッドに運んでくれた。

「3分3セットのつもりだったんだがな。明日かな」
「セイもうやだ、許して。無理、いかせて」
「しょうがないやつだ」

ぐいっと。乱暴に転がされて、縛られた腕を引かれたかと思ったら、身体を戒めていたロープがあっという間にはずれて、上半身が自由になった。
さすがに毎日やってるだけあるけどさ、縛るの上手くなりすぎじゃないのか、お前?

「どうせ、この部屋に来る前に、お風呂でほぐしてきたんだろ?」
尻に冷たいローションを感じたと思った途端、容赦なくセイの指が俺の中に入ってくる。

「ぁんっ、ぁ、ア、セイ、だめっ、んぁっ」
「だめ、じゃなくて、もっとしてくれ、だろ。お前の場合は」
腰を持ち上げられたと思った瞬間、セイのもので一気に貫かれた。

「あああああああっ、あ、んあああああ」
頭が真っ白になって、もうなにも考えられない。

さっきまで、クリップで責められていて、痛いはずの乳首に爪を立てられても、気持ちよさしか感じない。
「やだ、セイ、いく、いくっ!出る!」
「いいぞ、好きなだけ出せばいい」
後ろから上体を抱えられて、自分の体重で奥深くまで貫かれた状態で下から揺さぶられながら、耳元でそんなことを言うのって絶対反則だ。

明日は休みだから、きっと朝までするつもりなんだろうなーなんて。
遠くなる意識のどこかで、そんなことを考えながら、俺はセイだけを感じていた。






















このページの文章・画像は引用を含んでおり、著作権は株式会社コロプラに帰属します。 文章・画像の無断転載は固くお断りします。
All fanfiction and fanart is not to be used without permission from the artist or author.